卒業生からのメッセージ


高校2年生対象「合格体験講演会」より
◆東京大学文科三類 合格
 私は高校2年の終わりまで吹奏楽部でバリバリ部活をしていまして、第一志望の大学の決定はけっこう遅かったです。東大を受けてみようかなって思い始めたのは高2の冬でした。高2の終わりごろに東大対応の模擬試験を受けるんですが、結果はボロボロで…。だからかえってやる気をかき立てられました。
 3年生になってとりあえず二次試験までの筋道を立てて勉強していると、夏ごろには、自分に何ができて何ができないかがはっきりしてきます。かの有名な松下幸之助の言葉に「はしごというものはどうしても2階に上がりたいと思っている人からしか生まれない」というものがあります。行きたいところがきちんと見えていて、自分が立っている場所が分かっている、その上で、どうすれば行けるのかということを考えるところから発想が生まれるということですね。勉強も同じです。自分に必要なものを自分で考えて、必要なものをやっていくという姿勢、向かっていく熱意を後輩の皆さんにも持ってほしいと思います。それさえあればE判定を覆すことだってできます。
 そして筋道を立てることができれば、あとは勉強一筋。その際、使えるものは何でも使ってください。先生に添削をお願いするのだって、学年とかそんなこと関係なく、ひたすら頼ればいいと思います。誠陵の先生は本当に素晴らしい人が多いので、お願いすれば拒まないと思います。
 失敗することもあるし、あまり実にならなかったことも出てくるかもしれないけど、それを自分でするということが絶対に必要になってくるから、手間を惜しまず、早い時期からどんどんチャレンジしていきましょう。


◆東京大学文科三類 合格
 私の第一志望校の決定はやはり高2の冬でした。高2の冬くらいから意識し始めて、ただ、最初はD判定くらいでした。でも、意地を突っ張ってきて志望校も勉強方法も変えなかったことがうまくいった要因の一つかなって思います。
 東京大学というのは基本を大事にする大学なので、まずは基礎基本を徹底的に固めました。どの教科も、学校で用意されている問題集やプリントで対応しました。ただそれを繰り返しました。私は文系ですが、二次試験で数学が必要です。それも授業だけで対策していました。配られた問題集を計3周くらいは解いたと思います。英語は、学校で用意されている問題集を、文法と語法だけなんですが高3になる前に完成させておいたので、高3ではいいスタートダッシュが切れました。ただ、英語はちょっとでもさぼるとびっくりするくらい読めなくなります。だから毎日英文に触れるようにしていました。
 こんな風に受験勉強を続けてきたんですが、二次試験の本番は大変でした。1日目の国語は良かったんですが、数学が悲惨で…。で2日目に行くのが憂鬱で。熱もあるし。得意の社会もいいと言えるほどの出来ではなかったんです。途中退室しようかなって本気で考えました。でも支えてくれた先生とか応援してくれた友達とか、両親の顔を思い浮かべたらそんなことできないじゃないですか。だから最後の英語まで解き切って、そしたら受かりました。
 みなさんも最後まで絶対にあきらめないでください。何が何でも書き切ってください。あきらめないこと、それがこの受験で学んだ一番大切なことです。


◆早稲田大学文学部 合格
 高校2年生のみなさんは、今、不安でいっぱいじゃないですか?受験のこととかよく分かっていなくて、これからの1年間を頑張り切ることができるのか、先輩たちはこの苦しい受験を乗り越えてきたけどそれが自分にできるのか、と。
 でも大丈夫です。まず、自分が行きたい大学を見つけて、それをモチベーションにしましょう。志望大学を決める理由は人それぞれだと思います。こうした企業に就職するにはこのレベルの大学に行っておかなければならないとか、この研究はここの大学が進んでいるとか、この教授の下で勉強したいとか。大学がオシャレだからというのでもいいと思います。何でもいいんですが、そうした自分なりの理由をモチベーションにして、何が何でもこの大学に入るんだ!という強い気持ちで一途に頑張ってほしいです。
 私にはある夢があって早稲田大学を目指しましたが、10月から12月頃は本当に精神的に追い詰められて苦しくて、もっと受かりやすい大学でもいいかなって弱気になっていました。でもそこであきらめていたら、絶対後悔していたと思います。頑張った人には頑張った分だけの、ちゃんとした結果がついてきます。ストレスで夜に眠れなくて午後9時から朝の4時まで勉強して、3時間だけ寝てから学校に行ってまた勉強して…、そんな毎日を送ったこともありました。もうとにかく受験前にはがむしゃらに勉強していました。ずっと勉強しろとは言いませんが、自分にできる最大限のことはしましょう。頑張った先には明るい未来が待っていますから。
 後輩のみなさんにもぜひ第一志望の大学に合格してほしいです。応援しています。

◆広島大学教育学部 合格
 私が広島大学に行きたいと思ったのは中3の頃でした。小さい頃から学校の先生になりたいという夢があったのですが、同じ部活の先輩が広島大学の教育学部に行ったので、じゃあ、自分も広島大学がいいなと考えたのが始まりです。
 それから高3になるまでずっと広島大一本だったのですが、おかげで、早くから対策をするようになりました。大学入試では、大学ごとに問題の傾向が違いますし、偏差値ランキングが下だからといって、たとえば英語の試験で書く量が少ないかというとそんなこともありません。できるだけ早めに志望校を決めて、その大学に合った対策を徹底するのが大切だと思います。
 そして大切なことは、友だちと一緒に明るく楽しく過ごすことです。勉強を続けていても、思ったように成績が上がらないこともあります。頑張っている人ほど苦しい思いをすると思いますが、気持ちが暗くなっていいことなんて一つもありません。だから私は休み時間には友だちとおしゃべりをして気を紛らわしていました。家に帰ってからは、学校でにぎやかにしていた友だちみんなも家では頑張っているんだろうな思うからこそ自分も頑張れたという部分があります。
 そして、結局のところ、自分は絶対にここに行くと強い気持ちを持っている人が最後は勝つんじゃないかなと思います。皆さんが後悔のない春を迎えられるように私も応援しています。


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