卒業生からのメッセージ


「合格体験講演会」「合格体験記」より
◆京都大学医学部医学科 合格

 僕は、受験生活において「いい勉強をたくさんやる」ということを心がけ、実践してきたことが合格の決め手になったのではないかと思っています。
 中3の頃から入試まで、平日と土曜は学校帰りに塾の自習室で10時まで勉強してから帰宅していました。部活や生徒会をしていた時は平日2時間半、土曜日4時間程度、引退後は平日5時間、土曜日6時間程度自習室で勉強し、帰宅後は全くしませんでした。1日あたりで見れば、飛び抜けて長い勉強時間ではありませんが、それを長期間ほぼ毎日欠かさず続けたため、膨大な時間となりました。また、高3の夏休みに1回、冬休みに2回、1週間に100時間勉強するという試みをし、短期間に集中して長時間勉強するという経験は、学力の面でも精神的な面でも大きな糧となったと思います。
 「いい勉強」とは、いいコンディションで、いい内容の勉強をすることです。いいコンディションを保つために、睡眠を十分とることを意識し、受験期は12時〜7時までの7時間睡眠を習慣にしており、昼間も勉強していて眠いと感じたら迷わず寝ました。ただし、昼寝は10〜20分程度に決めており、その後はすぐ目が覚めるよう訓練しました。また、いい内容の勉強法は、最も自分に合った方法、最も効率よく目標に近づける方法を常に模索することを意識していました。最終的に僕が実践していた勉強法は、まず数学と国語は学校の先生に添削指導をして頂きました。数学の添削では分野の順序を考えずに毎日問題を解くことで、分野ごとの発想にとらわれがちな問題集での学習と異なり、分野をまたぐ自由な発想力が養われました。国語では、ハイレベルな記述問題になると自分で答え合わせするのが難しかったため、京大の入試問題(記述)の添削をして頂きました。自分で回答を見ても気づかない欠点を指摘してもらえるのも添削指導のメリットです。また、日々の学習において、1回目の学習で深く理解することを心がけ、ただ解法をなぞって流れを理解するだけでなく、「なぜその発想をするのか」「なぜそのようにすれば解けるのか」ということを追求しました。そのため、その問題だけでなく少し味付けの変わった類題にも対応できる力がつきました。このような質と量とを共に追求した勉強をすれば、結果はついてくると僕は信じています。


◆大阪大学理学部 合格

 中学の時から国立大学の志望校を決めていたので、英語と数学については、高1から受験を意識して、授業で習う範囲にこだわらず勉強をしていました。英語は、英検対策と英会話教室に通ったことで伸ばすことができました。ただ漠然と英単語や文法を覚えるのは難しいので、英検という目に見える目標を持つことで勉強に取り組みやすくなりました。また、英会話教室は社会人と一緒に学べる環境だったので、リスニングには効果的でした。高3は得点割合が高い長文対策を意識した勉強に心掛けました。数学は、高1から先生に添削プリントをお願いしていました。毎日1問程度ですが、忘れかけていたことを復習する機会になったり、難しすぎて2日かけて考えたり、いろいろな問題を3年間積み重ねたことが大きな力になったと思います。添削のおかげで受験時は一番自信を持って臨める教科になりました。どの教科も先生にお願いしたら添削してくれるので、ぜひ頼ってください。一方で、理科については、高3になるまでほとんど対策ができていませんでした。このため、センター試験直前の勉強が理科に偏ってしまい、センター試験では理科の得点は伸びたものの、得点源だった他の教科の点数が落ち、結果は苦しいものでした。理科についても早く対策すべきだったと反省しています。それでも、今できる最善のことをしようと二次試験に向け、大学の過去問を解き続けました。私は塾に通っていないので、放課後も学校に残り勉強していました。一緒に勉強した友人の存在は、心の支えでした。二次試験では、ボーダーラインに多くの受験生が集中するので、1点でも多く取ることだけを考えていました。最後まで諦めなかったことが合格につながったと思います。

◆東京大学文科三類 合格

 私は高校2年の終わりまで吹奏楽部でバリバリ部活をしていまして、第一志望の大学の決定はけっこう遅かったです。東大を受けてみようかなって思い始めたのは高2の冬でした。高2の終わりごろに東大対応の模擬試験を受けるんですが、結果はボロボロで…。だからかえってやる気をかき立てられました。
 3年生になってとりあえず二次試験までの筋道を立てて勉強していると、夏ごろには、自分に何ができて何ができないかがはっきりしてきます。かの有名な松下幸之助の言葉に「はしごというものはどうしても2階に上がりたいと思っている人からしか生まれない」というものがあります。行きたいところがきちんと見えていて、自分が立っている場所が分かっている、その上で、どうすれば行けるのかということを考えるところから発想が生まれるということですね。勉強も同じです。自分に必要なものを自分で考えて、必要なものをやっていくという姿勢、向かっていく熱意を後輩の皆さんにも持ってほしいと思います。それさえあればE判定を覆すことだってできます。
 そして筋道を立てることができれば、あとは勉強一筋。その際、使えるものは何でも使ってください。先生に添削をお願いするのだって、学年とかそんなこと関係なく、ひたすら頼ればいいと思います。誠陵の先生は本当に素晴らしい人が多いので、お願いすれば拒まないと思います。
 失敗することもあるし、あまり実にならなかったことも出てくるかもしれないけど、それを自分でするということが絶対に必要になってくるから、手間を惜しまず、早い時期からどんどんチャレンジしていきましょう。


◆東京大学文科三類 合格

 私の第一志望校の決定はやはり高2の冬でした。高2の冬くらいから意識し始めて、ただ、最初はD判定くらいでした。でも、意地を突っ張ってきて志望校も勉強方法も変えなかったことがうまくいった要因の一つかなって思います。
 東京大学というのは基本を大事にする大学なので、まずは基礎基本を徹底的に固めました。どの教科も、学校で用意されている問題集やプリントで対応しました。ただそれを繰り返しました。私は文系ですが、二次試験で数学が必要です。それも授業だけで対策していました。配られた問題集を計3周くらいは解いたと思います。英語は、学校で用意されている問題集を、文法と語法だけなんですが高3になる前に完成させておいたので、高3ではいいスタートダッシュが切れました。ただ、英語はちょっとでもさぼるとびっくりするくらい読めなくなります。だから毎日英文に触れるようにしていました。
 こんな風に受験勉強を続けてきたんですが、二次試験の本番は大変でした。1日目の国語は良かったんですが、数学が悲惨で…。で2日目に行くのが憂鬱で。熱もあるし。得意の社会もいいと言えるほどの出来ではなかったんです。途中退室しようかなって本気で考えました。でも支えてくれた先生とか応援してくれた友達とか、両親の顔を思い浮かべたらそんなことできないじゃないですか。だから最後の英語まで解き切って、そしたら受かりました。
 みなさんも最後まで絶対にあきらめないでください。何が何でも書き切ってください。あきらめないこと、それがこの受験で学んだ一番大切なことです。


◆早稲田大学文学部 合格

 高校2年生のみなさんは、今、不安でいっぱいじゃないですか?受験のこととかよく分かっていなくて、これからの1年間を頑張り切ることができるのか、先輩たちはこの苦しい受験を乗り越えてきたけどそれが自分にできるのか、と。
 でも大丈夫です。まず、自分が行きたい大学を見つけて、それをモチベーションにしましょう。志望大学を決める理由は人それぞれだと思います。こうした企業に就職するにはこのレベルの大学に行っておかなければならないとか、この研究はここの大学が進んでいるとか、この教授の下で勉強したいとか。大学がオシャレだからというのでもいいと思います。何でもいいんですが、そうした自分なりの理由をモチベーションにして、何が何でもこの大学に入るんだ!という強い気持ちで一途に頑張ってほしいです。
 私にはある夢があって早稲田大学を目指しましたが、10月から12月頃は本当に精神的に追い詰められて苦しくて、もっと受かりやすい大学でもいいかなって弱気になっていました。でもそこであきらめていたら、絶対後悔していたと思います。頑張った人には頑張った分だけの、ちゃんとした結果がついてきます。ストレスで夜に眠れなくて午後9時から朝の4時まで勉強して、3時間だけ寝てから学校に行ってまた勉強して…、そんな毎日を送ったこともありました。もうとにかく受験前にはがむしゃらに勉強していました。ずっと勉強しろとは言いませんが、自分にできる最大限のことはしましょう。頑張った先には明るい未来が待っていますから。
 後輩のみなさんにもぜひ第一志望の大学に合格してほしいです。応援しています。

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